■グリーフ…喪失体験による悲嘆

人は様々な喪失体験をします。大切な人を亡くす死別はもちろん、病気、怪我、離婚、退職、転居……などその体験は千差万別です。人生は喪失の連続と言ってもいいでしょう。

それらの喪失と向き合うことは、人生と向き合うことと言っても過言ではありません。

 

私達グリーフケア専門カウンセラー(グリーフ専門士)がめざすのは

「断絶感」(哀しみ、不安、閉塞、絶望、喪失)を抱いているクライアントが、

「結合感」(喜び、安心、解法、希望、発見)を抱けるようになる支援です。

死別の悲嘆と向き合うためにつちかうグリーフケアの学びは、死を前にしたご本人の苦しみはもちろん、悲しみに打ちひしがれる周囲の方を支え続けるものです。

その学びは、喪失体験という大きな試練に向き合う私たち自身がより良く生きる一助になると確信しています。

(グリーフ専門士養成講座BASICテキストより)

 

例えば次のような時にグリーフを抱える可能性があります

・身近な人との死別、ペットとの死別

・ケガによる四肢の切断(当然あるべき身体の一部の喪失)

・離婚、離別(パートナーの喪失)

・転職、退職(慣れ親しんだ居場所の喪失)

・転勤等による転居(暮らしやすい環境、慣れ親しんだ環境の喪失)

・卒業、進学(慣れ親しんだ居場所の喪失)

・不登校、出社拒否(当然あるべき居場所がない≒喪失)

・火事、災害等による自宅や職場、持ち物等の損壊(大切なものの喪失)

 

こうしてみると、私達グリーフケア専門カウンセラーができることはとても多い。必要とされる機会も、とても多い。

このような形で哀しみ、心の痛みは、同じ状況でも受け取る人や環境によって、全く異なった形で現れます。

特に日本人は『黙って耐えることが美徳』という風潮があり、苦しみを表出できないまま、そしてご本人も気づかないまま何十年も抱えていらっしゃる場合もあります。

グリーフを癒すための一番のお薬は『心にふたをしてしまった中にとどまった哀しみや苦しみ、混乱、怒りなどの想い』を、言葉にして表に出すための安心で安全な場所です。

そして、言葉にできる状態になるまで、ただそばにいて寄り添ってくれる存在…哀しくて、苦しくて当然だよ、そうなって当たり前だよ、と言ってくれる人です。

もし皆さんの周りにグリーフで苦しんでいると思われる方がいらっしゃったら、どうか思い出してください。

 

グリーフについて語れる、安心・安全な場所『グリーフケアCafeうつのみや』

毎月第3日曜日13時半~、とちぎボランティアNPOセンター『ぽ・ぽ・ら』にて開催しています。

事前予約等は不要ですので、お気軽にお越しください。

郡司までご連絡いただければご案内できます。

 

■個別カウンセリングもお受けしております

 

2017年7月現在、『光~Lumière~カウンセリング』のなかで、グリーフケアカウンセリングもお受けしております。

お申し込みの際は、そちらのメニューをお選び下さい。

(⇒光~Lumière~カウンセリングのページへ★